東京五輪実施へ準備『再始動』 日程決定、福島県関係者ら安堵

 

 延期された東京五輪の大会日程が来年7月23日から8月8日に決まり、野球・ソフトボール競技の一部試合が予定されているあづま球場(福島市)でも同期間の競技実施に向けて、改めて準備を進めていくことになった。

 県関係者によると、同球場の2021年度の利用日程はまだ決まっておらず、競技実施は可能とみられる。ただ、当初日程に基づいた外周へのフェンスの設置などの作業は中断したままとなっている。このため、設備を一度撤去する必要も出てきそうだ。

 長沢初男県ソフトボール協会長は「まずは日程が決まってホッとしている。今まで準備してきたことを継続しながら、本番が盛り上がるよう取り組んでいきたい」と機運醸成を改めて誓った。

 延期後の大会日程が示されたことを受け、内堀雅雄知事は「来年のオリンピック開催に向け、再び歩みを進めることができ、大変うれしい。復興のさらなる加速化と新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めるとともに、競技開催に向けた準備をしっかりと進める」とコメントした。

 観客の感染対策徹底 展示見通しの聖火

 東京五輪の聖火リレーの延期に伴い本県で1カ月程度保管、展示される見通しとなった聖火について、内堀雅雄知事は30日の定例記者会見で、観客の新型コロナウイルス感染症対策を徹底する考えを示した。

 具体的には、福島、いわき両市で「復興の火」として展示した時と同じく、観客が前後1メートル以上の間隔で並ぶよう整理、誘導する。会場に消毒液を設置し、来場者にマスクの着用を呼び掛ける。併せて、体調不良者に来場の自粛を求める。

 設置場所は聖火リレーのスタート予定地だったJヴィレッジ(楢葉町、広野町)が有力視されている。内堀知事は具体的な設置場所や設置期間について「組織委と調整を進めている」と述べるにとどめた。

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