カヌー・羽根田、宮田ら8選手の代表維持 東京五輪延期で

 

 日本カヌー連盟は8日、常務理事会を開き東京五輪の1年延期に伴う出場権の扱いについて、既に代表に決まっているスラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也(ミキハウス)ら8選手の資格の維持を確認した。8選手のうち、県勢の宮田悠佑(和歌山県教育センター学びの丘、安達高卒)は、スプリント男子カヤックフォアで代表に内定している。

 宮田「しっかり準備」

 宮田は「上位入賞、メダル獲得に少しでも近づけるよう、この1年しっかり準備していきたい」と意欲を示した。

 スラローム種目は羽根田、足立和也(山口県体協)矢沢亜季(昭和飛行機工業)佐藤彩乃(秋田病理組織細胞診研究センター)、スプリント種目は宮田のほか、松下桃太郎、藤嶋大規(ともに自衛隊)水本圭治(チョープロ)。

 スプリント種目は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で追加の出場枠が懸かるアジア予選と世界最終予選が中止となった。国際カヌー連盟は今後、各予選を開催する方向で検討している。

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