東京五輪へ「双葉郡ゆかりの選手」応援!有志が支援する会設立

 
桃田選手(中央)に応援フラッグを贈った会の関係者=17日・ふたば未来学園

 双葉郡の有志は22日、「双葉のオリンピック選手を支援する会」を設立した。全国各地で避難生活を送る住民を含め双葉郡を挙げた応援態勢の構築を目指し、バドミントンの桃田賢斗選手=NTT東日本、富岡高卒=ら双葉郡ゆかりの選手の活躍を支える。

 同会は、双葉郡の教育関係者や商工会長らで構成。顧問には日本サッカー協会の田嶋幸三会長らが名を連ねる。財政支援を含めた郡内でのトレーニングの場の提供などの活動を展開する予定だ。

 会の設立に先立ち、桃田選手が練習のため7月13~18日に広野町の中高一貫校「ふたば未来学園」に滞在した際、メッセージを寄せ書きしたフラッグを贈った。

 設立総会は22日、ふたば未来学園で開かれた。元富岡高校長の青木淑子会長(72)が「選手に心強く思ってもらえる応援態勢をつくる。原発事故を乗り越えて活躍する姿が地域を勇気づけてくれる」と話した。

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