金子広美が女子自転車ロード代表確実 40歳、初の五輪へ

 

 東京五輪の自転車ロードレース代表に、女子の金子広美(イナーメ信濃山形、白河二高卒)と与那嶺恵理(アレ・BTCリュブリャナ)、男子の新城幸也(バーレーン・マクラーレン)と増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が選ばれることが確実になった。関係者が12日、明らかにした。

 金子は24歳からマウンテンバイクを始めた。2018(平成30)年、19年と全日本選手権ロードレースで2位となり世界選手権代表。身長170センチ、体重51キロ。40歳。五輪代表は初選出。

 17日までの選考期間内の関連ポイント対象レースが12日までに終了した。日本は19年中に男女各2の五輪出場枠を獲得。女子は個人ロードタイムトライアルの1枠も与えられており、与那嶺が代表となる見通し。

 新城は世界最高峰のレース、ツール・ド・フランスで日本勢初を含む7度の完走を誇る第一人者。五輪は3大会連続出場となる。与那嶺も欧州を拠点に活躍し、2大会連続の五輪出場となる。

 男子代表争いで3番手につけていた増田は、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限で欧州でのポイント対象レースに出られない状態が続いていたが、12日にスペインで行われた大会に出場。ポイントを獲得し、2番手選手を逆転した。

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