渡辺・東野ペアが貫禄V4!全日本バドミントン・混合ダブルス

 

 27日に行われたバドミントン全日本総合選手権決勝では、混合4連覇の渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス、富岡高卒)は金子祐樹、松友美佐紀組(ともに日本ユニシス)に快勝した。

 結成9年目の"ワタガシ"ペアが所属先の先輩ペアを圧倒した。混合ダブルス4連覇を果たした渡辺勇大と東野有紗は「連覇を意識せずに戦った結果」と声をそろえた。

 決勝の相手は、混合ダブルスに軸を移して注目を浴びる2016年リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダリスト松友美佐紀らのペア。互いにけん制するようにシャトルが行き交う長いラリーで始まると、序盤は得点を取り合う展開が続いた。しかし、東京五輪出場を確実にしている渡辺と東野は譲らない。相手ペアのサーブの乱れや連係のほころびを突き、着実に差を広げる。終わってみれば21―11、21―9の大差をつけ、2人の連係の良さが際立った。

 年明けからはタイで国際大会が再開される予定。東京五輪での金メダルを目標に掲げる渡辺は男子ダブルスでも頂点に立ち、2年連続の2冠。「世界で戦う上で何が足りないか、試合が再開される中で明確な課題や修正ポイントを見つけたい」とトップとしてのプライドをのぞかせた。

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