福島市が「ホストタウンサミット」参加、東京五輪への事業を紹介
人にやさしい町づくりなどを積極的に進めている自治体が集う「共生社会ホストタウンサミットin多摩川」は30日、オンラインで開かれた。本県からは福島市が参加し、木幡浩市長が東京五輪・パラリンピックに向けて進めている環境整備などについて報告した。
サミットでは、福島市のほか、政府の「先導的共生社会ホストタウン」に認定されている山口県宇部市、福岡県飯塚市、東京都世田谷区、神奈川県川崎市が取り組みを報告した。福島市は、木幡市長がホストタウンとして迎えるスイスとの交流事業や、パラスポーツのボッチャを振興する試みなどを紹介。県障がい者スポーツ協会の増子恵美さんも、同市で進むバリアフリー化と課題について語った。
新年度、福島で開催
閉会式では、新年度の開催地が福島市になることが発表された。木幡市長は「3月で震災から10年。東京五輪の感動の余韻を感じながら福島で会いましょう」と呼び掛けた。
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