岩瀬農高生、コイとGAP食材PR 五輪・ホストタウンサミット

 
おもてなし料理を紹介した岩瀬農高の生徒

 東京五輪・パラリンピックのホストタウンに登録されている自治体がそれぞれの取り組みなどを紹介する「ホストタウンサミット」が20日、開幕した。ハンガリーのホストタウンに登録されている郡山市と共同で、食によるおもてなしに取り組む岩瀬農高の生徒がオンラインで参加し「栄養満点のコイとGAP食材をハンガリーの選手に楽しんでほしい」とアピールした。

 生徒は、コイを食べるという同国と同市の共通の食文化に着目し、ワンタンスープとちらしずしを考案した。

 ワンタンにはコイの身を使い、五輪出場を祝うちらしずしは、同国の国旗をイメージした。調理の様子も公開し「新型コロナでストレスや体調管理に苦労している選手の体調管理につなげたい」と話した。

 また農作物の生産管理などに関する国際認証「グローバルギャップ」の認証品目数が18品目と高校日本一になったことも紹介。「福島の食の安全性も伝えたい」と風評払拭(ふっしょく)への思いも込めていた。

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