岩瀬農高生、コイとGAP食材PR 五輪・ホストタウンサミット

おもてなし料理を紹介した岩瀬農高の生徒
東京五輪・パラリンピックのホストタウンに登録されている自治体がそれぞれの取り組みなどを紹介する「ホストタウンサミット」が20日、開幕した。ハンガリーのホストタウンに登録されている郡山市と共同で、食によるおもてなしに取り組む岩瀬農高の生徒がオンラインで参加し「栄養満点のコイとGAP食材をハンガリーの選手に楽しんでほしい」とアピールした。
生徒は、コイを食べるという同国と同市の共通の食文化に着目し、ワンタンスープとちらしずしを考案した。
ワンタンにはコイの身を使い、五輪出場を祝うちらしずしは、同国の国旗をイメージした。調理の様子も公開し「新型コロナでストレスや体調管理に苦労している選手の体調管理につなげたい」と話した。
また農作物の生産管理などに関する国際認証「グローバルギャップ」の認証品目数が18品目と高校日本一になったことも紹介。「福島の食の安全性も伝えたい」と風評払拭(ふっしょく)への思いも込めていた。
- 「東京五輪」開幕まで3カ月 福島県から復興発信...変わらない
- 本宮市、英国子ども招待「断念」 ホストタウン、受け入れ影響
- 聖火リレー走者・大林素子さんのトーチ展示 若松で4月28日まで
- 五輪ムード高まる県都・福島 のぼり旗再設置、開幕まで100日
- 「聖火リレー走ってきたよ」元双葉南小校長、教え子にトーチお披露目
- 聖火リレー彩ったサルビア、須賀川各校に 円谷幸吉の顕彰団体贈る
- いわき生まれ・松元、初の五輪へ 競泳男子200自由形で日本新
- いわき生まれの「カツオ」快速!松元が競泳男子200自五輪代表
- 球場に各国大使「招待」 野球・ソフト、復興五輪へ福島県調整
- あふれる達成感!駆け抜けた3日間 聖火リレー、福島県最終日