相馬の聖火リレールートを一部変更 相馬中村神社が地震で損傷

 

 県は3日、本県を巡る東京五輪聖火リレーで、26日のスタート地点となる相馬中村神社(相馬市)内のルート(約300メートル)の一部を変更すると発表した。本県沖を震源とする地震で境内の灯籠などの損傷が確認されており、走者の安全を確保するため、ルートを見直す。

 県によると、ルートに想定していた参道の両脇にある石灯籠が通路側に倒れて通行止めとなっているほか、くぐる予定だった大手門にも支柱に損傷が見つかった。このため県は、境内の別のルートに変更できるように東京オリンピック・パラリンピック組織委員会と協議しているとした。

 相馬中村神社内では3人の走者が想定されているが、県によると、ランナーの増員はないという。

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