男子5000・相沢は自己新3位 陸上五輪テスト大会

 

 陸上の東京五輪テスト大会は9日、国立競技場で行われた。県勢は、男子が5000メートルで相沢晃(旭化成、学法石川高卒)が13分29秒47で3位となったほか、200メートルの山下潤(ANA、福島高卒)が4位、400メートル障害の山内大夢(早大、会津高卒)が2位、岩崎崇文(新潟アルビレックスRC、郡山東高卒)が5位に入った。砲丸投げの佐藤皓人(日大、日大東北高卒)は6位、1500メートルの安倍優紀(東海大、清陵情報高卒)が9位だった。

 女子は400メートルで松本奈菜子(東邦銀行)が2位、武石この実(東邦銀行)が6位となった。100メートル障害の紫村仁美(東邦銀行)は7位、800メートルの中村美宇(福島大)が7位、三段跳びの山下桐子(筑波大、橘高卒)が7位、5000メートルの田辺美咲(三井住友海上、田村高卒)が10位だった。

「順調、粘り抜くことができた」

 男子5000メートルに出場した相沢は約5カ月ぶりのレースとなったが、目標だった自己ベストを5秒近く更新した。「現時点ではまずまずの結果。これまで順調に来ているので、本番に向けてスピード強化の練習を積みたい」と晴れやかな表情を見せた。

 昨年12月に1万メートルで27分18秒75の日本記録を出して以来、けがで2カ月ほど思うように練習ができない毎日を過ごした。だからこそ原点に立ち返り、東洋大時代にこなした基礎練習に徹して回復を待った。

 当面はレース感覚を取り戻すことが課題だが「どのぐらい力を出せるのかと考えていたが、走っていく中で(最後まで)粘り抜くことができた」と手応えを感じた様子だった。

 今回は無観客だったとはいえ、五輪本番と同じ国立競技場のトラックを初めて駆け抜けた。2カ月あまり後に再び立つ競技場でどのような光景を描き出すか、イメージはできている。1万メートルで日本人初の26分台をたたき出す自分の姿だ。「昔の自分だったら届かないような記録だけれど、もう不可能じゃない」。前人未到の境地を目指し、相沢の視界は良好だ。

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