近内「日本記録更新とメダル目標」 ウエイト代表選手が抱負

 

 日本ウエイトリフティング協会は15日、東京五輪の男女の日本代表内定会見をオンラインで行い、67キロ級の代表に決まった近内三孝(日大職、田村高卒)は「五輪の舞台で自身が持つ日本記録の更新とメダル獲得が目標」と抱負を語った。

 初の五輪出場となる近内は「1年延期となったが代表に内定できてうれしい」と素直に喜びを表現。メダル獲得に向けては、世界ランキング上位3選手をライバル視し、「世界3位までのレベルは高いが、ベスト記録を出せれば結果が出るはず。楽しんで試技したい」と意気込んだ。

 近内のほか既に代表に決まっている男子61キロ級の糸数陽一(警視庁)、73キロ級の宮本昌典(東京国際大職)、96キロ級の山本俊樹(ALSOK)も会見に臨んだ。

 また、同協会は東京五輪の女子の日本代表3選手を発表し、49キロ級の三宅宏実(いちご)が2004年アテネ大会から5大会連続の出場を決めた。55キロ級の八木かなえ(ALSOK)は3大会連続、59キロ級の安藤美希子(FAコンサルティング)は2大会連続の切符をつかんだ。

 三宅は48キロ級で12年ロンドンの銀、16年リオデジャネイロの銅を獲得し、3大会連続のメダルを目指す。三宅は「21年間やってきたことを悔いのないように出したい」と語った。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【2024新戦力】ジュ ヒョンジン GK 背番号39/ 広い守備範囲強み