あづま球場上限設定調整へ 福島県対応急ぐ、学校観戦客は別枠

 

 東京五輪野球・ソフトボール競技が行われるあづま球場(福島市)の収容人員は3万人だが、五輪では観客数を1万4300人と設定している。県は1万4300人が観客数上限の基準になると見込んでおり、定員の50%であれば7150人となる。県は「組織委の方針に従い速やかに対応していく」(オリンピック・パラリンピック推進室)としている。

 一方、子どもたちに低価格で観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」は観客数上限とは別枠となる予定。あづま球場の1万4300人には観戦プログラムによる観客や関係者も含まれることから、最終的にはそれらも踏まえて上限が決まる見通しだ。

 また、内堀雅雄知事は5者協議に先立つ21日午前の定例記者会見で、有観客での開催について「期間は限られているが、決定された方向性を踏まえ、安全・安心な大会として開催されるよう関係機関と連携しながら準備を進めていく」と述べた。

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