福島県内会場の五輪チケット、7月21日ソフト・28日野球再抽選に

 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、五輪の観客上限を超えるセッション(時間帯)のチケットについて再抽選を行い、7月6日未明に公式チケット販売サイトで結果を公表すると発表した。開会式に先立ち競技のトップを切ってあづま球場(福島市)で行われる21日のソフトボールと、28日の野球を含め、陸上やサッカーなど8競技と開閉会式を含めた97セッションが対象となる。

 あづま球場では、ソフトボールの日本―オーストラリア戦など7月21、22両日で計6試合が予定され、野球は日本代表の初戦が行われる方向で調整が進んでいる。21、28の両日は再抽選となった一方、22日は対象外。抽選を外れた約91万枚のチケットは無効となり、払い戻しの対象となる。追加販売は行わない。

 五輪の観客数上限は定員の50%以内で最大1万人。再抽選となるセッションは全体の1割強で、8割以上は上限に達していない。448万枚を販売した五輪のチケットは1年延期による払い戻しで現在は約363万枚。さらに約91万枚を削減し、約272万枚まで減らす。900億円を見込んだチケット収入は半分以下になる見通し。

 再抽選は無作為に行い、時期は非公表。対象は大規模な会場で実施する競技が多い。無効チケット数が最も多いのが、8月7日に日産スタジアムで実施されるサッカー男子決勝。既に4万枚以上が販売されているため、3万枚以上が払い戻される。

 国際オリンピック委員会(IOC)やスポンサーなど関係者向けの五輪チケットは現時点で五十数万枚あり、当初の170万枚超から削減。児童生徒に現地観戦の機会を設ける「学校連携観戦プログラム」での観戦者は入退場などを一般観客と分離する。申し込みは現時点で五輪約59万枚、パラ約68万枚としている。

 チケットが不要になった人が定価で転売できる仕組みとして導入する予定だった公式再販売(転売)は行わず、代わりに払い戻しで対応する。再抽選で当選し、有効なチケットも払い戻せる。払い戻しは7月6日未明~15日午前11時59分に申請を受け付け、大会終了後に返金する。

 パラリンピックに関しては観客上限が今後決まり次第、速やかに再抽選の結果を公表する。組織委などは7月16日までに上限を決める方針を示している。

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