体を張った菅沢、遠藤は攻撃活性化 なでしこ福島県勢

 

 21日に札幌ドームで行われたサッカー女子1次リーグ日本―カナダ戦では、県勢2人が五輪デビューを飾った。初戦の勝利は逃したが、強豪カナダを相手にいずれも攻撃的なポジションで持ち味を見せた。

 エース岩渕真奈(アーセナル)との2トップで先発したFW菅沢優衣香(三菱重工浦和、JFAアカデミー福島出身)は、前線での体を張ったプレーでボールをキープしたが、ゴールを奪えず前半で途中交代。「初戦というところで難しい試合だった。シュートを打ちきるところまでいけなかったので、そういう形をつくるところもしっかりやっていければ」と話した。

 MF遠藤純(日テレ東京V、白河市出身)は後半17分から途中出場し、左サイドからクロスを供給。コーナーキックを蹴るなど攻撃を活性化し、終盤にはクロスボールに反応してゴール前に飛び込む場面もあった。ただ得点には絡めず「きょうは1対1で負けることが多く、チャンスがつくれず途中出場の役割は果たせなかった」と反省した。

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