福島県勢メダルラッシュ「期待」 バド勢7月24日出陣

 

 いよいよ開幕を迎える東京五輪では、9競技でバックアップメンバーを含め17人の県勢選手が代表入りした。21日に予選リーグが始まったサッカー女子をはじめ、開会式翌日の24日以降は県勢が続々と登場する。バドミントン各種目の決勝などが行われる中盤には県勢のメダルラッシュも期待ができそうだ。

 開会式翌日の24日には、バドミントン混合ダブルス予選に渡辺勇大・東野有紗組(日本ユニシス、富岡高卒)が登場。渡辺は同日、男子ダブルスの初戦も行う。金メダル候補にも名前の挙がる男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本、富岡高卒)は、25日から予選が始まる。決勝は混合ダブルスが30日、男子ダブルスが31日、男子シングルスは8月2日だ。

 五輪前半戦を盛り上げる競泳では、松元克央(セントラルスポーツ、いわき市生まれ)が25日の男子200メートル自由形予選に登場。メダルが期待される決勝は27日だ。松元は翌28日決勝の男子800メートルリレーにも出場を予定する。このほか、25日にはウエイトリフティング67キロ級に近内三孝(日大職、田村高卒)、自転車女子ロードに金子広美(イメーナ信濃山形、白河二高卒)が挑む。バックアップメンバーも含めて県勢4人が名を連ねるサッカー女子、笠原謙哉(トヨタ車体、聖光学院高卒)が出場するハンドボールなどの予選も注目だ。

 中盤以降は陸上競技が始まり、県勢は男子1万メートルの相沢晃(旭化成、学法石川高卒)が30日に登場。同日に予選を行う男子400メートル障害には、山内大夢(早大、会津高卒)も出場する。山下潤(ANA、福島高卒)の男子200メートルは8月3日に予選などを行う。日本勢のメダルラッシュが期待されるレスリング女子では、8月1日に皆川博恵(クリナップ)の76キロ級が始まる。決勝は翌2日に行われる。

 後半は自転車の新田祐大(日本競輪選手会、白河高卒)に注目。決勝はスプリントが6日、ケイリンは五輪最終日の8日に行われる。宮田悠佑(和歌山県教育センター学びの丘)が代表のカヌースプリントカヤックフォアは6、7日だ。

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