男子ハンド、欧州強豪相手に善戦 先発・笠原、攻守で存在感

 

 男子の1次リーグで、B組の日本は2012年ロンドン五輪銀メダルのスウェーデンに26―28で惜敗し2連敗となった。

 ハンドボールの日本は格上のスウェーデン相手に互角の戦いを繰り広げた。初戦に続いて先発した笠原謙哉(トヨタ車体、聖光学院高卒)は、相手の長身選手をマークするなど、攻守で大きな存在感を示した。

 「初戦は立ち上がりで失敗したので、立ち上がりを良くして戦いにいこうという話をしていた」。ポストの位置で先発し、持ち味の守備では相手の中央からの攻撃を体を張って何度も防ぎ、失点を防いで強豪との接戦に貢献した。

 一時得点差が広がった後半には相手の隙を突くループシュートを決めるなどこの試合も計3得点を挙げ、日本の追い上げにも貢献。「自分のパフォーマンスは必ず世界相手にも通用すると思っている。グループリーグを突破するためにまたチーム全員で戦う」と次戦に向けて力を込めた。

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