渡辺・東野組が粘り勝ち!バド混合複「4強」 諦めず劣勢逆転

 
混合ダブルス準々決勝でタイペアに勝利しタッチする渡辺勇大(左)、東野有紗組=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 劣勢を逆転し、バドミントン混合ダブルスの日本の歴史に新たなページを刻んだ。渡辺勇大・東野有紗組(日本ユニシス、富岡高卒)が同種目で日本勢初の4強入り。渡辺は「最後まで諦めることなく声を掛け合った。苦しい場面、劣勢でもそれを続けられた」と勝因を語った。

 厳しい試合は予想していたが、いきなり窮地に立たされた。立ち上がりから世界ランキング2位のタイペアの猛攻を受け、5連続失点。得意の速攻と強打で上回られ、第1ゲームを落とす。「これを2ゲームやられたら自分たちの実力不足」(渡辺)と思えるほどの攻撃だった。

 ただ、そのままでは終わらないのが今の2人。相手のスピードに対応し始めると第2ゲーム、渡辺が反撃に出る。後衛からコートの両サイドにシャトルを打ち分け、空いたスペースにスマッシュを狙う。このゲームを取って追い付くと、最終ゲームも粘り勝ちで1時間7分の激闘を制した。東野は「相手のスピードが落ちたというより(渡辺の)スピードがすごく上がった感じ」と、勝利を引き寄せたパートナーの底力に頼もしげだった。

 2018(平成30)年に伝統ある全英オープンの同種目で日本勢初優勝を果たし、五輪でも混合の新しい歴史を切り開く。金メダルまであと2勝。「日本で最初の4強とか意識せず、2人で楽しんで試合をしたい」と東野。いよいよ2人がメダルに挑む。(坂本龍之)

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