陸上・池田、五輪競歩で初「銀」 猪苗代の合宿宿泊先「最高」

 

 東京五輪第14日の5日、陸上の男子20キロ競歩は池田向希(23)=旭化成=が銀メダルを獲得した。この種目では日本初メダル。

 池田は東洋大在学中に指導を受けた酒井俊幸監督の妻で競歩コーチだった瑞穂さん(福島西女高卒)のつながりで、2019年から猪苗代町で合宿を行ってきた。昨夏の合宿と今年7月までの直前合宿で池田が宿泊した「ペンションKOGETSU」のオーナー上遠野康明さん(64)は「こんな感動は初めて。最高の気分」と喜びを語った。

 極限まで体を追い込む厳しい合宿で、食事が喉を通らないほどに疲れ果てている時もあった。「大変な競技だなと思った。でもどんな状況でも話し掛ければニコニコして答えてくれる。しっかりした好青年です」

 池田の好物はそば。管理栄養士やコーチと相談しながら、3食のメニューを考えて池田の体調を支えた。そばはランチで提供することが多かったという。

 6日早朝に始まる男子50キロ競歩には、池田と同じく町内合宿に参加していた川野将虎が挑む。上遠野さんは「2人そろって活躍してほしい」と話している。