バド渡辺・東野「銅」報告 オンラインで富岡、猪苗代に

 
オンラインで銅メダル獲得を報告する東野(左上)と渡辺(下)

 東京五輪バドミントン混合ダブルスの渡辺勇大(24)と東野有紗(25)=日本ユニシス、富岡高卒=は6日、中学、高校時代を過ごした富岡、猪苗代両町に、銅メダル獲得をオンラインで報告した。2人はメダルを手に「皆さんの支えや応援のおかげ」と感謝した。

 渡辺と東野は富岡一中でペアを組んだ。富岡町への報告で渡辺は「洗濯機の使い方も分からないころから温かくサポートしてくれた」と述べ、東野は「(3位決定戦に臨む際に)2人で『富岡魂で頑張ろう』と話していた」と振り返った。パリ五輪に向けては「金メダルを届ける」と誓った。

 原発事故に伴い避難した猪苗代町への報告で、渡辺は「皆さんに温かい言葉を掛けてもらった愛情たっぷりの場所」、東野は「猪苗代にいた4年間があったから五輪という特別な舞台に立つことができた」と話した。2人は、報告会に参加した児童の質問にも気さくに応じ、緊張をほぐすこつなどを紹介。渡辺は「最後まで諦めなければ目標はきっと達成できる。挑戦を続けてほしい」とメッセージを送った。

 内堀雅雄知事にも報告し、東野は「福島の皆さんと一緒に戦って勝ち取った銅メダル」と笑顔を見せ、内堀知事は「コロナが落ち着いたら里帰りしてほしい」と呼び掛けた。