侍J、福島県に思い 稲葉監督「最高の場所で野球できた」

 
記者会見する稲葉監督=8日、東京都内(代表撮影)

 東京五輪の野球で正式競技になった1992年バルセロナ五輪以降で初の金メダルに輝いた日本代表が8日、東京都内で記者会見し、稲葉篤紀監督は福島市での初戦について「少しでも福島に何かを届けたかった。最高の場所で最高の皆さんと野球ができたと感謝している」と振り返った。

 日本はあづま球場で行ったドミニカ共和国との開幕戦を逆転サヨナラ勝ちし、その後は無敗のまま金メダルを手にした。開幕戦でサヨナラ打を放った坂本勇人(巨人)は「福島での初戦は大事だと思っていた。チーム全員でつないだ勝利だった。良いものを福島の人にも見せられたと思う」と語った。

 また、今夏で代表監督を退任する稲葉監督は「素晴らしい選手と野球がやれたことは幸せ。ベテランと若手が融合し、最高のチームがつくれた」と晴れやかな表情で話した。