新田の恩師「ご苦労さん」 父・一則さんは「力を尽くした」

 

 新田が恩師と慕う白河市の班目(まだらめ)秀雄さん(77)は「前日の予選の時のように自分のレースをつくることができていれば準決勝にいけた。勝ちを意識し過ぎてしまったのかもしれない」と振り返った。ロンドンに続く2度目の五輪出場に向け、過酷なトレーニングを積んできたまな弟子に「本当に大変だったと思う。ご苦労さん」とねぎらいの言葉を掛ける班目さん。「日本代表で鍛えた力を本業で発揮し、競輪ファンに豪脚を見せてほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。

 新田の父一則さん(65)は、伊豆ベロドロームで声援を送った。「結果は残念だったが、力を尽くした結果だと思う。一生懸命やってくれた」

 母校の若松二中では、地元後援会の会員約10人が集まり、レースを見守った。後援会長の宮沢洋一さん(65)は「コロナ禍の中、堂々とした走りで元気と勇気を与えてくれた」とたたえた。