都市ボランティア代表者・押山さんIOC表彰 東京五輪閉会式

 
閉会式でシティキャストの代表としてヒマワリの花束を受けた押山さん

 国立競技場で8日に行われた東京五輪の閉会式では、大玉村の押山奈央さん(18)=福島大1年=が、都市ボランティア「シティキャスト」の代表者として、国際オリンピック委員会(IOC)から表彰を受けた。押山さんは「貴重な体験をさせてもらった。ステージ下の日本人選手団も笑顔で拍手をしてくれたのでうれしかった」と興奮気味に振り返った。

 押山さんは「福島のマイナスなイメージを払拭(ふっしょく)したい」と、本県の復興の状況や魅力を発信するためにシティキャストに応募した。野球、ソフトボールが行われたあづま球場(福島市)と、ライブサイトが設置予定だった開成山野外音楽堂(郡山市)で会場への誘導や観光案内に当たる予定だったという。

 本県では無観客開催となり、実際に活動する場はなくなったが諦めなかった。「コロナが落ち着いたら『福島に来たい』と思ってもらいたい」。シティキャストの担当者と相談して単文投稿サイト「ツイッター」で本県の情報を発信するアカウントを開設した。五輪期間中に県内の食の魅力など、情報発信を試みた。

 ステージで押山さんはメダリストに贈られたブーケと同じ、ヒマワリの花束を受けた。押山さんは「この経験を胸に刻み、今後も国際交流やボランティアを通して福島の素晴らしさを発信していきたい」と語った。

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