五輪「金」ソフト代表、福島県民に感謝 あづま球場でイベント

 
金メダルを獲得した日本代表の選手らと記念撮影をする子どもたち=福島市・あづま球場

 福島市のあづま球場で3日に行われた「SOFT JAPAN ゴールドメダリストセレモニー」では、東京五輪ソフトボール日本代表のメンバーが、金メダル獲得の原動力となった県民の応援に感謝の思いを示した。子どもたちとキックベースボールなどを楽しんだ上野由岐子選手は「同じ目線でプレーし、グラウンドで話したことは、自分にとって子どもたち以上に楽しめた」と語り、無観客の五輪本番では味わえなかった喜びもかみしめていた。

 代表のユニホームに袖を通した選手たちが登場すると、約850人が詰め掛けた会場から大きな拍手が送られた。主将の山田恵里選手は「今回の交流で改めてたくさん応援してもらったと思えた。金メダルという形で恩返しができて良かった」と振り返った。宇津木麗華監督も「皆さんから勇気をもらって取れた金メダル。福島の全てが最高でした」と感謝の言葉を続けた。選手たちへの感謝の印に、内堀雅雄知事と木幡浩福島市長からそれぞれ県産品が贈られた。

 選手と子どもたちが交流するキックベースボールには、県内の小学生約250人が参加した。選手は子どもたちに声援を送ったり、ハイタッチを交わしたりするなど共に汗を流した。

 小学1年からソフトボールをプレーする渡辺駿君(10)=緑ケ丘一小5年=は「憧れの選手と一緒にプレーできて夢みたいだった」と笑顔を見せた。八巻ゆみなさん(9)=鳥川小4年=は「ソフトボールに興味が出た」と目を輝かせた。このほか、トークイベントや選手のサイン入りグッズが当たる抽選会も開かれた。

 あづま球場で11月6、7日・日本リーグ決勝T

 6、7の両日はあづま球場でソフトボール日本一を決める「日本女子ソフトボールリーグ1部決勝トーナメント」が行われる。上野選手は、子どもたちとの交流で刺激を受けたようで「私たちも頑張らないと」と闘志を燃やしていた。