五輪・パラ選手が人生語る Jヴィレッジ、東京1周年で交流会

 
競技を始めたきっかけなどについて語る(右から)豊島さん、本田さん、野口さん

 県は16日、Jヴィレッジで、東京五輪・パラリンピックから1周年を記念したトップアスリートとの交流イベント「ドリームミーティング」を開いた。東京パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリストの豊島英(あきら)さん(いわき市出身)らが登場し、子どもたちを前に競技を通して学んだことなどを語った。

 トークショーには、豊島さんのほか、プロフィギュアスケーターでソルトレークシティー冬季五輪4位の本田武史さん(郡山市出身)、東京五輪スポーツクライミング銅メダルの野口啓代さんが登場した。

 3人は、競技を始めたきっかけなどを紹介、競技人生で得たものや自分の子どもにスポーツの指導をするかどうかなどについて、ざっくばらんに話した。来場者からの質問にも応じた。トークショー後は、競技の実演も行った。

 また会場には、車いすバスケットボールやボルダリング、ボッチャなど6種の体験コーナーが設けられ、参加した親子連れが競技を楽しんでいた。

 会場のJヴィレッジは東京五輪の国内聖火リレーのスタート地点になった。また、県内では福島市のあづま球場で野球・ソフトボール競技の各開幕戦などが行われた。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

いわきFC、真っ向勝負も敗退 J1新潟に健闘、ルヴァン杯サッカー