【会津美里】会津本郷焼の新作「瑠璃香器」 宗像窯、南会津アロマと魅力発信

 
新作の瑠璃香器

 会津美里町の窯元・宗像窯8代目宗像利浩さん(62)がアロマオイルの魅力を発信する会津本郷焼の新作「瑠璃香器」を制作した。宗像さんは「これまでと違うタイプの作品に挑戦した。新作は会津本郷焼に興味を持つ世代の幅を広げてくれるだろう」と期待を込めている。

 瑠璃香器は、JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」の車内で使われているアロマをプロデュースする、アロマ製品の製造販売「一十八日(じゅうはちにち)」(東京)の協力で制作。瑠璃香器は手のひらサイズで、上部のわずかなくぼみにアロマオイルを数滴垂らし、器と香りを楽しむ。手に取ったときに安心感を与える軽さになるように、器の中は空洞に仕上げた。

 これまで火を使って香りを出す、茶道具の一つの香炉などは手掛けてきたが「香りを出すという機能面が目立ってしまい、作品が目立たなかった」(宗像さん)。そこで同社の主力商品で、南会津の「クロモジ」の木の枝から採取したアロマオイルを会津本郷焼の魅力と一緒に発信することができないかと考え、瑠璃香器を仕上げた。

 ◆大型連休にお披露目

 宗像窯は大型連休の27日~5月6日、同町の宗像窯展示場で、瑠璃香器のお披露目を兼ねた同社とのコラボイベントを開催する。クロモジを使ったアロマハンドトリートメント体験が行われる。

 体験は28、29日、5月2日の3日間限定。1回500円で、事前予約を受け付けている。体験は正午~午後4時。展示場の営業時間は午前9時~午後5時。予約などの問い合わせは宗像窯(電話0242・56・2174)へ。