【喜多方】「たすかりマルシェ」常設店舗 不要品を持ち寄って販売

蔵の中では「たすかりマルシェ」事業で持ち込まれた器や皿などを販売する
国の重要伝統的建造物群保存地区となった福島県喜多方市の小田付蔵通りに残る明治時代の蔵が22日、市民らが不要品を持ち寄って販売する「たすかりマルシェ」の常設店舗として開店する。
開店するのは同通りの地元有志でつくるおたづき企画が取得した旧井上合名会社(金忠)の蔵の一つで、開店に合わせて「新金忠明治蔵」と命名された。店内では、各家庭で不要となった器や皿などのほか、作家の手作り作品なども販売する。
同マルシェは今年4月から月1回程度、荒川産業グループの山庄商店が行ってきた。山庄商店マネジャーの鈴木治代さんは「今後はワークショップなども企画して、交流拠点にしていきたい」と話した。
場所は蔵を改装して営業する飲食店「新金忠」の隣。おたづき企画の星宏一さんは「小田付通りには魅力的な蔵が多いが、利活用されている場所が少ない。蔵を改装するなどして店舗を増やし、観光客でにぎわう通りにしたい」と夢を語る。
新金忠明治蔵の営業時間は午前10時~午後5時。問い合わせは山庄商店へ。
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