【会津若松】捨松ゆかりの品公開、「友情の証し」写真立て 鶴ケ城企画展

 
捨松が贈った写真立て(手前)とテーブル飾り(奥)やコースター

 会津若松市の鶴ケ城内にある若松城天守閣郷土博物館の企画展「明治の会津藩~新時代を生きた会津人」は14日、同館で開幕した。会津藩に生まれ、日本女性初の留学生となった大山捨松ゆかりの品で、「日米の女性たちの友情の証し」として日本へ返された写真立てやテーブル飾りなどが初公開されている。11月4日まで。

 捨松は1871(明治4)年、11歳で米国に渡り、82年まで留学生活を送った。写真立ては、寄宿先のレオナルド・ベーコン牧師の末娘アリスに、捨松が帰国後にクリスマスプレゼントとして贈った。捨松と夫で薩摩藩出身の陸軍卿大山巌の写真がはめ込まれている。

 写真立てなどは、ベーコン牧師のひ孫が1995(平成7)年、捨松のひ孫久野明子さん=東京都=に返還。今年6月に久野さんが市へと寄贈した。

 企画展では、捨松の兄で東京帝国大学総長を務めた山川健次郎や、新島八重など明治時代に活躍した会津人に関する資料も展示されている。時間は午前8時30分~午後5時(入場は同4時30分)。10月末まで土曜日の閉館時間を午後8時まで延長する。入場料は大人410円、小・中学生150円。

 問い合わせは会津若松観光ビューロー(電話0242・27・4005)へ。