【柳津】「斎藤清の墨画展」開幕 秘蔵作品など49点展示

 

 会津坂下町出身の世界的な版画家斎藤清の墨画作品を紹介する「斎藤清の墨画展」は21日、柳津町の斎藤清美術館で開幕した。個人所有でほとんど一般公開されていない秘蔵作品など49点を展示、来場者を引き付けている。12月1日まで。同美術館の主催。

 版画で世界的な名声を築いた斎藤清だが、墨画も生涯に100点以上残しており、今回は同美術館が所有する全6点の「慈愛図屏風(びょうぶ)」や「佐渡」など、貴重な作品の数々を展示している。慈愛図屏風が一挙に展示されるのは今回が初めて。

 また、同じ構図で描かれた「会津の冬」の版画、墨画が並べて展示され、来場者が雪の質感の違いなど、それぞれの魅力を味わっている。会期中は各種イベントも開催される。

 21日は開幕式が行われ、小林功町長が「墨画と版画、それぞれの魅力を感じてほしい」とあいさつ。関係者でテープカットを行い、開幕を祝った。ギャラリートークも行われ、同美術館の伊藤たまき学芸員が作品を解説した。

 時間は午前9時~午後4時30分(最終入館は同4時)。月曜休館(月曜日、祝日の場合はその翌日休館)。大人510円、大学・高校生300円、中学生以下無料。