【会津若松】ダイニングバー「オルテンシア」開店 印刷会社改装し2階に

 
「居心地の良い空間にしたい」と語る健さん

 大正時代の創業という印刷会社を改装したダイニングバー「オルテンシア」が会津若松市行仁町にオープンした。店長の佐瀬健さん(29)は印刷会社社長の次男。東京での修業を経て帰郷し「長年の家族の夢だった」というダイニングバーの開店に踏み切った。

 店舗住所は行仁町2の35で、同市の繁華街にほど近い場所。ペーパーレス時代の到来や低価格競争の激化もあり、印刷業のみでの事業承継は困難と判断、店舗からの見晴らしを考慮して2階にダイニングバーを配置した。印刷部門は1階に移動した。

 日本政策金融公庫の事業承継・集約・活性化支援資金の融資制度を利用した。

 ダイニングバーの内装は健さんの母利江さん(56)がプランを立てた。「いつかは店を出す」との思いで買い求めていたエジソン球のライトなどを使い、都会的で落ち着いた雰囲気に仕上げた。東京でCM制作の仕事をしていた妹美和さん(25)と2人で主に営業し、印刷会社社長で店のオーナーでもある父隆さん(61)や利江さんもサポートする。

 「一人で行ける店」が基本理念で、ビールや豊富なカクテル、ノンアルコールのほか、アヒージョやパスタ、ピザ、一品料理なども楽しめる。店名のオルテンシアはイタリア語でアジサイを意味し、たくさんのがくのように多くの来店者が集まり、色とりどりのアジサイが咲くイメージ。健さんは「初めての方にも気軽に入っていただき、居心地の良い店にできたら」と話している。

 営業時間は午後5時30分~同11時(日曜日は同9時)。金曜日から日曜日まではランチタイムも営業。問い合わせは同店(電話0242・22・6668)へ。