【会津美里】新メニュー『赤べこ餃子』 ラーメん親不孝が考案

 
「ラーメん親不孝」の新メニュー「赤べこ餃子」

 会津美里町のラーメン店「ラーメん親不孝」は、無病息災の会津の縁起物「赤べこ」をイメージした赤い皮で牛ひき肉などを包んだ新メニュー「赤べこ餃子(ギョーザ)」の提供を始めた。「新型コロナウイルスの影響で暗い雰囲気になった町を元気にしたい」と願い、店主の野崎仂(つとむ)さん(82)が考案した。

 店で提供する通常の餃子は豚ひき肉をニラなどの具材と一緒に使っているが、赤べこ餃子は牛ひき肉をまぜ、東京の業者から仕入れた特殊な赤い皮で包んだ。たれを付けなくてもおいしく食べられるよう具材には下味が付いており、皮はもちもちとした食感を楽しめる。

 野崎さんは東京電力福島第1原発事故後、楢葉町から会津美里町に移り住んだ。「新しい名物をつくって町を盛り上げ、お世話になった地域住民に恩返ししたい」と新メニューへの思いを語る。赤べこ餃子を周囲の人に配っているうちに、会津地方で天然痘が流行した際、赤べこを持っていた子どもは感染しなかったとの伝説を知った。新型コロナの影響で、町に人通りが少なくなったと感じており「赤べこ餃子を食べて、みんなが元気になってくれれば」と願う。

 赤べこ餃子は5個で495円(税込み)。持ち帰り不可。営業時間は午前10時~午後2時30分、午後5時~同7時30分で年中無休。問い合わせは同店(電話080・9013・2067)へ。