【会津若松】会津を画題に「ふすま絵」4セット 若松の老舗うなぎ店に完成

 
完成した「鶴ケ城と桜」のふすま絵と福井さん

 会津若松市の老舗うなぎ店「鰻(うなぎ)のえびや」の店舗改装に合わせて京都府宇治市の絵師福井安紀さん(49)が描いた「鶴ケ城と桜」など会津の象徴を題材にしたふすま絵4セットが完成した。

 福井さんは「多くの人に楽しんでいただきたい。にぎわいにつながってほしい」と話している。

 ふすま絵の制作は、福井さんが主宰を務める「ふすま絵プロジェクト」の一環。
 新型コロナウイルス感染症の影響で社会情勢や観光産業が変化する中、会津の魅力を発信するふすま絵にしようと描かれた。

 いずれも4枚組で、鶴ケ城と桜、「磐梯山と鶴」「猪苗代湖上空から会津の街を望む」「老松(おいまつ)と小鳥」の4セットを描いた。

 事前打ち合わせで描いた下絵に修正を加え、鶴ケ城と桜には市役所の姿も描いた。自由に飛び交うスズメは観光客のイメージで、より楽しそうにと2羽ずつ描いた。

 鶴ケ城はお客が見下ろす形にならないよう高めの位置に描き、実在する「ハートの石垣」も描き込んだ。老松と小鳥には隠し文字として「えびや」や「五代目」の文字も入れた。

 えびやは7月9日に営業再開予定。ふすま絵がある2階大広間は宴会などで使用するという。