【金山】『只見川と発電の歴史』学ぼう 奥会津水力館オープン

 
館内に設置された水力発電を学ぶジオラマ

 東北電力が金山町に水力発電PR施設として建設した奥会津水力館が9日、開館した。大規模な水力発電用ダムが多く立地する只見川水系の電源開発の歴史や水力発電の仕組みを学べるほか、自然豊かな奥会津の魅力も発信する。

 道の駅「奥会津かねやま」に隣接する只見川に面した場所に建設した。愛称は「みお里(り)」。「みお」は水脈である只見川を指し、只見川の水が豊かな暮らしを支えていることから「水脈のふる里」との思いを込めた。

 東日本大震災や新潟・福島豪雨で建設計画が一時中断したが、構想発表から10年を経て完成した。映像が見れるシアターホールや只見川の特徴的な地形を模したジオラマなどを整備した。タレント片岡鶴太郎さんら複数の画家が只見川や発電所、奥会津の逸品などをテーマに描いた絵画も展示している。奥会津7町村の広域的な事業を推進する奥会津振興センターも三島町から同館に事務所を移転した。

 開館時間は午前10時~午後4時30分(最終入館は同4時)。入館無料。月曜日休館(祝日の場合は翌日)。

 新型コロナウイルス感染防止のため、見学対象は19日まで奥会津地域在住者に限定で事前申し込みが必要。21日から広く公開する見通し。問い合わせは同館(電話0241・42・7771)へ。