【猪苗代】感染症と人類の歴史振り返る 野口英世記念館で特別展

 
「人類の歴史は感染症との闘いの歴史であった」と話す竹田理事長

 猪苗代町の野口英世記念館は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急特別展「感染症世界大流行の歴史」を来年3月18日まで開いている。世界的大流行により人類を脅かしてきた感染症の歴史を振り返る。

 天然痘、ペスト、梅毒、スペイン風邪(インフルエンザ)について、写真や絵などと一緒にパネルで解説。梅毒研究で世界的な評価を受けた野口英世の功績も紹介している。

 同館を運営する野口英世記念会の竹田美文理事長が解説を担当。竹田理事長は国立感染症研究所長や岡山大インド感染症共同研究センター長などを歴任。感染症の歴史に関する著書もあり、これまで翻訳や監修なども手掛けた。竹田理事長は「新型コロナにより感染症が身近な問題に感じられるようになったが、人類の歴史は感染症との闘いの歴史でもあった。人類が目に見えない敵である感染症とどう向き合い闘ってきたか、何を考えなくてはいけないかを学んでもらえれば」と話している。

 また同館では野口英世渡米120年記念特別展「野口英世世界の舞台へ」も開催している。両展とも通常の入館料(大人600円、小・中学生300円)で鑑賞できる。問い合わせは同館(電話0242・65・2319)へ。