【猪苗代】「英世の師」だけじゃない!小林栄の業績 記念館公開へ

 
「小林栄の業績を多くの人に知ってほしい」と話す小桧山さん

 野口英世の恩師小林栄の生家や蔵に多くの資料が並ぶ「松亭・小林栄ふるさと記念館」(猪苗代町)が8月2日から本年度の公開を開始する。これに伴い小林の業績と生涯を紹介する図録が復刊する。編集に携わった小林栄顕彰会専務理事の小桧山六郎さん(74)は「医聖を育てただけでなく、地元に残した業績について、もっと多くの人に知ってほしい」と話している。

 図録は1998年の企画展に合わせて発刊した「写真でつづる野口英世の恩師・地方教育の先覚者 小林栄」。当時、野口英世記念館の学芸員だった小桧山さんが編集した。英世との師弟の絆だけでなく、青少年教育のため私学校「猪苗代日新館」を開校したことなどの業績を残した小林について、多数の写真を用いて紹介していた。多くの人に親しまれたが、3年前に完売し絶版となっていた。

 小桧山さんは全体を校正し直すとともに、略年譜の内容を充実させたり、文章や写真を追加し半年にわたり編集した。図録は1000円(税別)で、ふるさと記念館、英世記念館で購入できる。問い合わせは野口英世記念館(電話0242・65・2319)、小桧山さん(同090・7930・0901)へ。

 入館料は運営費に

 ふるさと記念館は8月2日~10月25日の毎週日曜日に開館。開館時間は午前10時~午後4時。入館料は大人200円。高校生以下無料。今年から徴収するようになった入館料は記念館の運営などに充てる。問い合わせは小桧山さんへ。