【会津若松】若松の「十日市」中止に 商店街が独自の初市開催へ

 

 会津地方最大の初市「十日市」を主催する十日市実行委員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、次回の十日市の中止を決めた。

 実行委員長の羽金与八会津若松市商店街連合会長によると、十日市の中止は戦後は記憶がないという。大勢の人が押し寄せ「密」が避けられないこと、高齢者も多い買い物客の制限が難しいこと、会津一円から集まる露天商など出店者や来場者の感染防止が求められることなどを理由に「断腸の思い(羽金実行委員長)」で中止を決めたという。

 実行委を構成する商店街のうち、神明通り商店街振興組合や大町四ツ角中央商店街振興組合は独自に初市を開催する予定。十日市の名称は使わず、縁起物などを販売し、400年以上の歴史を持つとされる新年の風物詩の伝統を受け継ぐ。

 十日市は毎年1月10日に会津若松市の神明通りなどで開催。会津地方最大で最も歴史が古く、約400の露店が並ぶ。縁起物や飲食物などを販売する露店が通りを埋め、大勢の買い物客でにぎわう。