【猪苗代】新種認定のゲンゴロウ展示 いなわしろカワセミ水族館

 
新種のゲンゴロウを見つける子ども

 猪苗代町のアクアマリンいなわしろカワセミ水族館は、川内村の平伏(へぶす)沼で採取され新種と認定された「ヒラサワツブゲンゴロウ(学名=ラッコフィルス・ヘブスエンシス)」を展示している。

 ヒラサワツブゲンゴロウは、ゲンゴロウの中でも小さいツブゲンゴロウ属で、体長は約3.5ミリ。背中に羽の開合部の黒い模様が上から下までつながっているのが特徴。

 館内には約20匹の生体を展示。標本やパネルもあり、既存の種である「コウベツブゲンゴロウ」「ニセコウベツブゲンゴロウ」との違いなどを解説している。

 ヒラサワツブゲンゴロウは、同館チームリーダーの平沢桂さんが、2018年に採取した個体が既存の種と違うことに気付いたのがきっかけで、石川県ふれあい昆虫館の渡部晃平学芸員らの研究で新種と判明。昨年12月に日本昆虫分類学会誌に新種として掲載・発表された。平沢さんの名前から和名、採取した平伏沼から学名の一部をそれぞれとったという。問い合わせは同館(電話0242・72・1135)へ。