【猪苗代】色彩豊かな作品で魅了 土屋さん初個展、猪苗代・はじまりの美術館

猪苗代町のはじまりの美術館で1月30日、企画展「みんなが知らない土屋康一/わたしが知ってる土屋さん」が始まった。同美術館の運営母体である安積愛育園(郡山市)の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」の作家である土屋康一さんが描く色彩豊かな作品などが並ぶ。3月28日まで。
郡山市に住む土屋さんは事業所に通いながら絵を描いたりしている。代表作品の「葉っぱ」や「花」は多くが鮮やかな色彩で描かれており、植物の生命力を想起させる。
これまで同館の企画展をはじめ、多くの展示会に作品を出展してきた。また2019年の「安倍総理と障害者との集い」で首相官邸に作品が展示された。
同展では、「知ること」「伝えること」をテーマに、土屋さんの作品をはじめ、スケッチブック、身近な人の言葉、手紙、映像などを通して、土屋さんの素顔も紹介している。
初日行われたギャラリートークに、土屋さんがオンラインで参加。普段はシャイな性格だという土屋さんは、来館者らと言葉を交わしながら、自身にとって初の個展となる企画展の開催について「とても幸せ。見に来てくれてありがとう」と話していた。
時間は午前10時~午後6時、火曜日は休館(今月23日は祝日のため開館。翌日休館)。観覧料は一般500円、65歳以上250円、高校生以下、障害者手帳を持っている人および付き添いの人(1人まで)は無料。
問い合わせなどは同館(電話0242・62・3454)へ。
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