【会津】隠れた会津の歴史紹介、観光冊子第2弾 パワースポットや食文化も

 
発行した観光パンフを示す(右から)石田理事長と結城副理事長、佐藤理事

 会津歴史観光ガイド協会(会津若松市、石田明夫理事長)は、会津地方の歴史観光パンフレットを製作した。テーマ別に5種類を各5千部発行、会津全域の観光施設などに配布し、誘客に役立ててもらう。

 昨年3月に製作した4種類に続く第2弾。県サポート事業の補助を受け、今年3月末に第5~9号が完成した。テーマは「与謝野晶子の会津旅」「観音様と呼ばれた瓜生岩子」「会津の食文化」「会津のパワースポット50」「会津の武士道」。隠れた歴史や存在を取り上げたという。

 日本の社会福祉の基礎を築いた喜多方市出身の社会慈善家、瓜生岩子の銅像が1901(明治34)年、東京の浅草寺に日本初の女性銅像として建立され、題字を渋沢栄一が書いたことや、会津を訪れた歌人、与謝野晶子の旅程、江戸時代の婚礼時にそばを1本の長ネギで食べる風習が会津で一般的だったことなどを掲載している。

 日本三大藩校の一つ、会津藩校日新館は日本で最古のプールがあり、最初の給食、マラソンが行われ、天文台が唯一、現存することを紹介。パワースポット50選では、会津地方全17市町村を網羅した。

 会員10人が会津のほか、東京で現地調査し、写真も撮影した。3年事業で継続して製作し、来年も5種類程度を発行予定。

 石田理事長と結城孝一副理事長、佐藤民男理事は完成したパンフレットを示し、「瓜生と渋沢の関係は、あまり知られていない。埋もれている会津の魅力を知ってもらおうと、パワースポットや食文化も詳しく紹介している」とPRした。

 パンフレットは無料で配布している。申し込みは希望者の住所、氏名を記入、140円切手を同封して、郵便番号965―0074、会津若松市高野町平塚42、会津歴史観光ガイド協会に郵送する。

 問い合わせは同協会(電話0242・24・3423)へ。