感染症を正しく学んで 野口英世記念館隣に新施設2日オープン

 
内覧会で感染症に特化した展示を見る関係者ら

 感染症がテーマの展示施設「野口英世記念・感染症ミュージアム」は2日、猪苗代町の野口英世記念館脇にオープンする。

 展示は2部屋に分かれ、第1室は「感染症とは何か」をテーマに「近代細菌学の開祖」とされるルイ・パスツールとロベルト・コッホの業績や、感染症の基礎知識を写真やパネルなどで紹介。第2室は「感染症と人間の闘い」と題し、英世が研究した梅毒や黄熱病から新型コロナウイルスまで九つの感染症を紹介する。

 見どころは映像作品「メッセージシアター」で、縦2.1×横6.5メートルの大画面から約6分の映像で感染症の歴史を振り返る。研究で使われた顕微鏡、ワクチンの見本品なども並ぶ。

 施設を運営する野口英世記念会(同町)によると、感染症に特化した展示施設は国内初。新型コロナ流行による感染症への関心の高まりを受け、研修施設「至誠館」の1階部分を改修し開設した。

 1日にはオープニングセレモニーと内覧会が開かれ、元国立感染症研究所長で同記念会の倉根一郎理事長が「人類に大きな影響を与える感染症について、施設で正しい知識を学んでほしい」とあいさつした。

 時間は4~10月が午前9時~午後5時30分、11~3月が午前9時~午後4時30分。年中無休だが、12月1日~3月15日は休館。入館料は一般600円、小・中学生300円。問い合わせは同記念館(電話0242・65・2319)へ。