伝統の「早乙女踊り」継承 会津農林高生ら、7日に神社祈願奉納

 
御田植祭で奉納・披露する早乙女踊りを練習する会津農林高の生徒

 会津農林高早乙女踊り保存クラブは7日、会津坂下町の栗村稲荷神社例大祭・御田植祭で五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛などを祈願し、同神社など5カ所で早乙女踊りを奉納・披露する。3年ぶりの通常開催での伝統の舞は生徒18人のほか、クラブのOG6人が踊り手として加わる。

 御田植祭での早乙女踊り奉納・披露は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年が中止となり、昨年は同神社と定林寺でのみ奉納した。今年は新型コロナ感染対策を講じながら有観客とし、昨年の2カ所に加えて町役場前と台ノ宮公園、湯川村にある道の駅あいづ湯川・会津坂下でも披露する。

 発足15年目の同クラブは、町の早乙女踊り保存会と連携しながら活動を続けてきた。しかし保存会が昨年度で解散したため、本年度からは生徒とクラブOGが踊りを継承していくことになった。

 1日には御田植祭実行委員会と町観光物産協会の役員らが同校を訪れ、生徒を激励した。生徒は本番さながらに「羽子板の舞」「棒の舞」「花笠の舞」「扇の舞」を披露した。部長の芳賀美月さん(3年)は「伝統芸能をみんなで受け継いでいく。たくさんの人たちに練習してきた踊りを見てもらいたい」と意欲を示した。

 早乙女踊りは7日午後0時45分から栗村稲荷神社、同1時20分から定林寺で奉納した後、町役場前、台ノ宮公園、道の駅あいづ湯川・会津坂下で順次披露する。問い合わせは町観光物産協会(電話0242・83・2111)へ。