木戸川アユ釣り、7月2日解禁決まる 河口から上流7キロ範囲
楢葉町の木戸川漁協は、町内を流れる木戸川の今年のアユ釣りを7月2日午前5時から解禁することを決めた。東京電力福島第1原発事故後11年ぶりに復活した昨年同様、河口から上流7キロの範囲とする。
同漁協は5月に稚アユ400キロを放流しており、7月中旬ごろにも成魚100キロを放流する。釣りには遊漁券の購入が必要で、年券は4000円、日釣り券は900円、8月1日から解禁される投網券は6000円で、現場売りはプラス200円。中学生券は900円(年間)、身体障害者券は2000円(同)で、現場売りはしない。
放射性物質検査では、基準値の1キロ当たり100ベクレルを大きく下回っている。漁法によって漁ができる区間が決まっており、ヤマメやイワナなど他の魚が釣れた場合は川に戻す。問い合わせは同漁協(電話0240・25・3414)へ。