楢葉・木戸川でアユ釣り解禁 4時間で30匹「昨年より釣れる」

アユ釣りを楽しむ釣り客=1日午前8時45分ごろ、楢葉町
楢葉町を流れる木戸川で1日、アユ釣りが解禁された。解禁時刻の午前5時から多くの釣りファンが木戸川を訪れ、アユ釣りを楽しんでいた。
木戸川のアユ釣りは、東京電力福島第1原発事故後の2021年に再開しており、今年で3年目。木戸川漁協によると、昨年に比べて天然のアユが増えているという。今月中旬から盆にかけて最盛期を迎える。
同町出身の会社員原田浩都さん(20)は釣り仲間4人と訪れた。解禁直後から釣りを始め、約4時間で約30匹を釣り上げたという。「昨年よりも、よく釣れる。まだまだ小ぶりだが、今後の成長に期待している」と笑顔で語った。
釣りには遊漁券の購入が必要で、年券は4000円、日釣り券は900円、8月1日から解禁される投網券は6000円。現場売りではそれぞれ200円を加算する。中学生券は900円(年券)、身体障害者券は2000円(同)で、現場売りはしない。問い合わせは同漁協(電話0240・25・3414)へ。