【いわき】湯本駅前サイクルステーション利用始まる 自転車で街巡り

 
JR湯本駅周辺を試走する関係者

 福島県いわき市は19日、同市の常磐湯本町で、湯本駅前サイクルステーションの利用を始めた。利用を通じ、自転車を使った観光「サイクルツーリズム」の振興や市民の健康増進を目指す。

 サイクルツーリズムの推進を目指し、同市が本年度から展開するモデル事業の一環。ステーションはいわき湯本温泉旅館協同組合事務所に設置され、同組合が自転車を維持管理する。電動アシスト付き自転車2台を午前10時半~午後4時半まで無料で貸し出す。工具や空気入れの貸し出し、サイクリングコースの案内などのサービスも提供する。

 利用には、申込書を記入して身分証を提示する。預かり金千円を支払うが、自転車を返した際に払い戻す。

 また、8月には同市小名浜にスポーツタイプの自転車5台を設置する。モデル事業は再来年まで行い、利用状況などを検証して自転車の増設や利用料金の設定などを検討する。

 19日に同ステーションで開所式を行い、清水敏男市長が同組合の草野昭男理事長に鍵を手渡した。関係者による試走も行われた。草野理事長は「湯本には個性的な店や施設が多い。自転車を使って、新たな発見をしてほしい」と話した。