【いわき】安藤信正の功績紹介 磐城平藩主・幕府老中、いわきで企画展

 
激動の時代を生きた安藤信正の生きざまを紹介している企画展示会場

 磐城平藩主、江戸幕府の老中として激動の時代を生きた安藤信正(1819~71年)を取り上げたいわき総合図書館の企画展「生誕200年記念 安藤信正とその時代展」は10月29日、いわき市の同図書館で始まった。

 信正は、頭脳明晰(めいせき)で完璧な人物だったといわれている。29歳で磐城平藩主となり、このころから幕府の中でも要職に就いてきた。企画展では、開国と攘夷、倒幕と佐幕の二つの対立が続いた幕末に、江戸幕府の要職としてかじ取りを担った信正の生きざまを紹介している。信正の少年時代、老中としての活躍、戊辰戦争の3テーマに分け、解説パネルや写真、錦絵などを展示している。

 錦絵は「安政の大獄」を推し進めた大老・井伊直弼が襲撃された1860(安政7)年の「桜田門外の変」や、信正らが水戸浪士らに襲われた1862(文久2)年の「坂下門外の変」を描いた2枚が並ぶ。また、いわきが舞台になった戊辰戦争での書状などを通して信正の人物像を伝えている。

 来年5月24日まで。時間は午前10時~午後9時(日曜日、祝日は同6時)。問い合わせは同図書館(電話0246・22・5552)へ。