【新地】自転車競技やってみない? 「パンプトラック」オープン

 
津波被災地に完成した国内最大級の自転車競技施設「パンプトラック」=11日午前、新地町・釣師防災緑地公園

 新地町が津波で被災した沿岸部の釣師地区に整備を進めてきた、国内最大級のBMXなどの自転車競技施設「パンプトラック」が11日開設した。

 パンプトラックは波打つような起伏が特徴で、スケートボードなどでも利用可能。町が3種類の周回コースを設けた。初日から走行を楽しむ子どもたちの姿が見られた。12日までは町民限定の利用となる。

 観光復興の柱へ「自転車施設」開設

 新地町に11日に開設した「パンプトラック」。BMXフリースタイル・パーク競技が東京五輪で採用されるなど注目度が高まる中、国際大会の開催も可能な施設に、観光復興の柱としても期待が高まる。

 3000平方メートルのトラック敷地に、国際基準を満たすレース(全長315メートル)のほか、ジャンプ(同145メートル)キッズ(同94メートル)の3コースを備えた。初日はプロライダーによる実演走行や小学生向けの教室が開かれた。参加した金沢僚城君(駒ケ嶺小3年)は「最初は怖かったが慣れてくると楽しい」と笑顔を見せた。専任インストラクターの高橋開さん(28)は「未来を担える選手を輩出できるコースにしたい」と意気込む。

 トラックが整備された防災緑地公園のある釣師地区は震災による津波でほぼ全ての家屋が流失。トラックのオープンで同公園は全面開所となった。式典で大堀武町長は「以前住んでいた人たちの思いを継いで、にぎわいと交流の場として生まれ変わってほしい」と期待を込めた。

 利用料は小学生以下150円(町民100円)、中学生300円(同200円)、高校生以上750円(同500円)。19日まで無料開放。BMXなどはレンタル可。時間は午前10時~午後5時15分。火、水曜日定休(7月15日は開所)。問い合わせは管理棟(電話0244・32・1520)へ。