いわきの俳人「大須賀乙字の仲間たち」 勿来の関文学館で企画展

 
写真=大須賀乙字の仲間たちに関する資料が並ぶ会場

 いわき市勿来関文学歴史館は7月3日まで、同市勿来町の同館で企画展「大須賀乙字の仲間たち―近代俳句の青春」を開いている。

 いわき市出身の俳人・大須賀乙字(1881~1920年)は、東京音楽学校(現東京芸大)の教授として教べんを執るかたわら、明治・大正時代の俳句界で活躍した。「季語」という言葉を初めて使った人物とされている。

 企画展では、当時の俳句界をリードしていた河東碧梧桐(へきとう)の指導を乙字と共に受けた小沢碧童(へきどう)、喜谷六花たに・りっ)らや、乙字と親交のあった村上鬼城(じょう)、大谷句仏(ぶつ)らの書簡やはがき、短冊などの資料約50点が展示されている。

 6月18日午後2時からは、早大文学学術院の田部知季さんが「大須賀乙字の出発―新傾向俳句の提唱者として」と題し講演する。定員25人で事前予約が必要。

 開館時間は午前9時~午後5時。6月15日は休館。観覧料は一般330円、大学・高校・中学生220円、小学生170円。問い合わせは同館(電話0246・65・6166)へ。