全身全霊...炎の演舞 エディ勇人さんソロデビュー、ハワイアンズ

 
ソロダンサーデビューを果たし笑顔を見せる村上さん

 スパリゾートハワイアンズ(いわき市)のファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」メンバーのエディ勇人(本名村上勇人)さん(24)は1日、ソロダンサーデビューを果たした。同日夜の公演で難易度が高い炎の演舞を披露し、「迫力のある演技ができた」と笑顔を見せた。

 いわき市出身の村上さんは、小学生の時に初めて見たファイヤーナイフダンスの演舞に憧れ、ダンサーを志した。2017(平成29)年に同施設を運営する常磐興産に入社。当初は料飲部門に配属されたが、20年5月に希望していたシバオラへの所属が決まった。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で同施設は臨時休館を強いられ、村上さんは自宅待機を余儀なくされた。十分な練習ができない中、自宅で自主練習を重ねた。同7月の営業再開後には先輩ダンサーの指導の下、約3カ月間にわたる猛練習に励み、同10月に初舞台を踏んだ。

 初舞台から約2年を経て、ソロデビューした村上さんはナイフを2本使う難易度の高い演舞に挑戦した。炎が映える暗闇のステージで、両端に火を付けたナイフを素早く回すなどして会場を沸かせた。

 公演を終えた村上さんは「演技ができてほっとした。楽しくできた」と安堵(あんど)した。「ここからがスタート。パフォーマンス力を極めていきたい」。次なる目標は「ファイヤーナイフダンスの世界選手権出場」だと語る村上さん。「世界へ羽ばたけるダンサーになりたい」と向上心は尽きない。