珍しい色のカエル見て アクアマリン、3色同時展示

青色のニホンアマガエル(左)と白色のニホンアマガエル(アクアマリンふくしま提供)
いわき市小名浜のアクアマリンふくしまは「わくわく里山・縄文の里」コーナーで、白、青、緑色のニホンアマガエルを展示している。3色同時展示は初めて。
ニホンアマガエルには通常、黄、虹、黒の3種類の色素胞があるが、まれに一部の色素の欠如などにより白や青色の個体が生まれることがあるという。白い個体はオタマジャクシの状態で7月上旬、青い個体は7月中旬に地域住民から寄贈された。
担当者によると、アマガエルの寿命は自然界では1~4年、飼育下では5~7年程度だが、青や白は目立つため、自然界で生き残れるのはごくわずかだという。担当者は「より多くの人に身近にいる生き物に興味を持ってもらいたい」としている。