シーラカンスの大漁旗 小名浜芸術祭が開幕 キッズアート展も

アクアマリンふくしまの入館口周辺に飾られている大漁旗
アクアマリンふくしまの小名浜国際環境芸術祭が23日、いわき市小名浜の同水族館で開幕した。12月10日まで「HAPPY OCEANS」をテーマに、地球環境や海洋資源の大切さを知ってもらおうとアートを通したさまざまなイベントを開く。
初日は小名浜国際大漁旗アート展が始まった。全国から寄せられた201点の中から入賞作品31点を入館口付近に飾っている。ダイナミックに「大漁」と書いたり、個性的なシーラカンスを描いたりした大漁旗が風になびき、来館者の注目を集めている。展示は11月12日まで。
またキッズアート展「みんなの描いたお魚を大水槽で泳がそう!!」の展示も始めた。2階スロープなどに幼稚園・保育園児、小学生らが描いた海の生き物のクレヨン画、切り絵などの作品870点が並んでいる。11月5日まで。
入館料は一般・大学生1850円、高校生以下900円、未就学児無料。問い合わせは同館(電話0246・73・2525)へ。
このほか芸術祭の期間中は多彩なイベントを予定している。
ボタニカルマルシェ(11月3~5日)▽われら海の子展(11月11日~12月10日)▽県児童・生徒木工工作コンクール作品展(10月1日まで)▽海の男の盆栽展(11月1~5日)▽俳句の季(とき)コンテスト(10月21日~11月12日)