被災ピアノ奏でる、吉田昂城×郡山交響楽団 南相馬で3月9日 

 
出演するピアニスト吉田昴城さん

 浪江町出身のピアニスト吉田昂城(こうき)さんと郡山交響楽団が共演するコンサート「祈り―請戸小のピアノが奏でる光の音色」は3月9日、南相馬市の市民文化会館ゆめはっとで行われる。チケットは一般4千円。福島民友新聞社などの後援。

 吉田さんは3歳からピアノを始め、早くから才能が注目されていた。東京電力福島第1原発事故により避難を余儀なくされたが、ロータリークラブの被災地支援プロジェクトを活用してオーストリアを訪問したことが縁で、ウィーン国立音楽大に進学しピアニストとなった。国内外の数多くのコンクールで入賞し、現在は南相馬市を拠点に活動している。

 コンサートでは、現在は震災遺構になっている浪江町の「請戸小」に残されていたピアノで、ハイドンの「ピアノ協奏曲ニ長調」やモーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」などを演奏する。午後2時からの開演で、未就学児の入場はできない。

 チケットは南相馬市民文化会館の窓口で取り扱うほか、予約専用メールアドレス(pianoconcert.inori@gmail.com)を設けている。