美しい花をゆっくりと 中尊寺蓮育成会長・氏家博昭さん

 
中尊寺蓮育成会長の氏家博昭さん

 【国見】「今年も美しい花を咲かせてくれた。ゆっくり歩きながら、いろんな角度から見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 2009(平成21)年に、岩手県平泉町の中尊寺から譲り受け、住民らでつくる中尊寺蓮育成会で守り育ててきた。

 ハスの種は、1950(昭和25)年に同寺の金色堂に納められていた藤原泰衡の首おけから発見された。国見町に藤原氏が築いた「阿津賀志山防塁」がある縁から、譲り受けることになった。淡い紅色の優雅な花を一目見ようと、県内外から多くの人が訪れる。植えられている面積は40アールほどで、今月下旬ごろまで楽しめる。

 近くには、阿津賀志山防塁もある。「国見町の歴史を感じながら花を楽しんで」と話す。